東京大学大学院農学生命科学研究科アグリバイオインフォマティクス教育研究プログラム

基盤バイオインフォマティクス・フォーラム」主催

 

マイクロアレイデータ解析講習会

 

日時(第一回)20091120日(金) 13:00-17:00 終了しました

場所:東京大学農学部2号館1階第3講義室(化3

 

日時(第二回)20091124日(火) 13:00-17:00 終了しました

場所:東京大学農学部2号館2階第1講義室(化1

 

講師門田幸二(東京大学大学院農学生命科学研究科)

 

概要

マイクロアレイはトランスクリプトーム解析のための基盤技術として広く普及しており、現在では比較的小規模な研究室でも受託解析などで大量の数値データを簡単に得られる状況となっている。しかしながら、簡単なデータ解析結果は得られるもののどのように解釈すればいいか分からない、自分でやってみたものの妥当なデータ解析ができているのか不安、などの理由からマイクロアレイ解析を普段から行っている専門家から実習を交えた講習会を受けてみたいという要望が多く寄せられている。そこで本講習会では、以下のような人々を想定受講対象者とする。

1.    すでにマイクロアレイデータはあるが解析が手つかず

2.    これからマイクロアレイを始めようと思っている

3.    一通りデータ解析をやってみたものの本当にそれでいいのか不安

講習会の前半の講義13:00-14:20)では、バイオインフォマティクスを活用することによってそれぞれの研究を発展させるための基本的な考え方や一連の解析手法の概要を紹介する。後半の実習では、フリーソフトRを用いて以下に示すデータ解析の実習を行う予定であるが受講者のリクエストに応じて柔軟に対応する予定である。

1.    サンプルクラスタリング

2.    発現変動遺伝子検出

3.    遺伝子セット偏り解析(いわゆるGSEA系の解析)

(ア)  Gene Ontology解析

(イ)  パスウェイ解析

前半の講義に関しては公開セミナー(アグリバイオインフォマティクスセミナー)として行うので事前登録は不要である。

 

受講申込み

募集人数:15名程度(先着順

募集〆切:20091030日(金)

実習受講希望者は宛てにSubjectに「第二回講習会受講希望」、本文に「所属先および氏名」を明記の上、メールにてお申し込みください。前半の講義のみを希望される方は事前申込不要です。

 

その他

実習に必要なノートパソコン(Windows Vista)は基本的に本プログラムの備品を用いますが、あらかじめhttp://www.iu.a.u-tokyo.ac.jp/~kadota/r.html#installを参考にして必要なソフトウェアRやパッケージをインストール済みの無線LAN接続可能なパソコンであれば使用を認めます。Macintoshパソコンに対する対応はできませんので予めご承知おきください。実習はhttp://www.iu.a.u-tokyo.ac.jp/~kadota/r.htmlを用いて行います。

 

問合せ先

東京大学大学院農学生命科学研究科アグリバイオインフォマティクス教育研究プログラム

「基盤バイオインフォマティクス・フォーラム」世話人

門田幸二(かどた こうじ)

E-mail